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救われたらどんないいことがあるのか

1月 6th, 2010

遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願い致します。

1月3日は、大寒波で雪の降り積もった二千畳の会館での御法話でした。
会館前に積もった雪

2ヶ月ぶりに全国の法友と再開し、大変元気が出ました。

高森顕徹先生から、阿弥陀仏にこの世で救われたらどんないいことがあるのかということを、親鸞聖人が書かれた『教行信証』にある 「現生十種の益」 を通して教えて頂きました。

「現生十種の益」とは、以下のことです。

金剛の真心を獲得する者は、横に五趣・八難の道を超え、必ず現生に十種の益を獲。何ものをか十と為る。

一つには 冥衆護持の益
二つには 至徳具足の益
三つには 転悪成善の益
四つには 諸仏護念の益
五つには 諸仏称讃の益
六つには 心光常護の益
七つには 心多歓喜の益
八つには 知恩報徳の益
九つには 常行大悲の益
十には  入正定聚の益 なり。 

10番目の「入正定聚の益」は総益と言い、あとの9つを別益と言うのであり、総益は別益の元であると教えて頂きました。平生のうちにこんなにも沢山の幸せの身になることができるとは・・・。びっくりしたというよりも圧倒されました。

それぞれに深い意味があることを教えて頂き、自分の目指すところがこんな世界であることを知って、とても元気が出ました。

なお、入正定聚の益とは、弥勒菩薩と同格になることだと教えて頂きました。
これについて関連記事を見つけましたので、読んでみて下さい。

最後に食いしん坊な私としては、あんしん弁当には触れずにおれません。今回も本当に美味しかった。特にあのフライ!ソースも絶妙でお代わりしたいくらいでした☆

今年の初!あんしん弁当☆

歎異抄の根拠

12月 1st, 2009

写真素材・足成 紅葉

29日は、電話座談会にて高森顕徹先生より、『歎異抄をひらく』の第一章について聞かせて頂きました。

意訳の一言一言が、親鸞聖人の教え・教行信証に根拠があることがわかりました。

しかしながら、歎異抄を読むと、「本願を信ぜんには他の善も要にあらず」とあるのを「本願に救われるには他の善は必要でない」と解釈してしまいます。善をしなくてもよいというのは、因果の道理・廃悪修善(悪をやめて善をしなさい)を説かれたお釈迦様の教えに反しています。

ここから浄土真宗の者は善をしなくなり、堕落が始まったと言われるのだとわかりました。

それにしても『歎異抄をひらく』が発刊されてから、すでに1年9ヶ月。その間、殆ど歎異抄の解説書が出版されていない事実に驚きます。

歎異抄をとりまく思想界は、今後どうなってゆくのか。目が離せません。

報恩講

11月 10th, 2009
電話座談会の様子

電話座談会の様子

二日間の報恩講が終わりました。

今年は、電話座談会システムという電話回線を使った同時中継によって、日本全国だけでなく海外の皆さんも同時に聴聞することができました。

演題は、歎異抄七章。

念仏者は無碍の一道なり。そのいわれ如何とならば、信心の行者には天神・地祇も敬伏し、魔界外道も障碍することなし、罪悪も業報を感ずることあたわず、諸善も及ぶことなき故に無碍の一道なり、と云々。

高森顕徹先生が監修された『なぜ生きる』を通して話をされました。

先生のお声もよく聞こえ、参詣された方からは、

・先生との距離が近く感じた
・お話されるのが早くてもよくわかる
・双方向で先生にその場で質問できるなんて素晴らしい

と歓声が上がっています。

先生に直接質問ができた会場は限られていましたが、その場で質問をさせて頂き、すぐにお答え頂けることに感動しました。

私が参詣した会場では、富山のあんしん弁当から取り寄せた惣菜が振る舞われ、無添加の美味しい野菜を沢山頂くことができました。

報恩講での食事

報恩講での食事

あまりの美味しさに皆びっくり!

お代わりに立つ人も多かったです。

今後もこのような電話座談会があり、高森顕徹先生からライブで聞かせて頂くことができます。

是非聞きたい、という方は私まで(@を半角にして)お問い合わせ下さい。

yutaka_sato@me.com

何が善や悪やら…

9月 25th, 2009

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(ウィンストン・チャーチル、ウィキペディアより)

第二次世界大戦でのこと。

1940年、イギリスのチャーチル首相のもと、アラン・チューリング率いるチームが、ドイツ軍の暗号を解読することに成功。

ドイツ軍が、イギリスのコベントリーという町を空爆する情報を事前につかみました。

しかし、暗号解読に成功したことをドイツ軍に知らされることを恐れたチャーチルの判断であえて無視され、コベントリーは壊滅的ダメージを受けます。

それによって、多くの市民が犠牲になりました。

イギリスは国家機密を守るために多くの自国の市民を犠牲にしたのですが、これは正しい判断であったとされました。

チャーチルは英雄となり、1953年には、『第2次世界大戦回顧録』で、ノーベル文学賞を受賞しています。


一方、暗号解読の立役者、チューリングは、戦後、当時違法の同性愛者であったことが発覚し逮捕され、その後、自殺しました。

今年の9月10日、ゴードン・ブラウン英首相は、第二次世界大戦において大きく貢献したチューリングに対し、不当な処置への謝罪を発表しています。


沢山の自国民を犠牲にしても英雄扱いされる人もあれば、戦争に多大な功績を残したと言われても、処罰され、自殺に追い込まれた人もあります。

それが、50年以上も経って、間違った処置であったと謝罪されたり……。


私たちが問題にする善悪とは、いったい何なのか、とわからなくなってきます。


「善悪のふたつ総じてもって存知せざるなり」

歎異抄に書かれてある親鸞聖人のお言葉です。

「親鸞は、何が善やら悪やら知らないし、まったく分からない」

とおっしゃていますが、私たちの弁える善悪は、時や処でしばしば変わり、人によって評価が異なる、定まらない基準しかもたないことを知らされます。


この内容について、『歎異抄をひらく』の2部の17章に書かれてあるので、よく読ませていただきたいと思います。

運命は何で決まるのか

8月 25th, 2009

夕日(足成)

昨日は、新宿区で因果の道理についての勉強会がありました。。

因果の道理については、

http://ameblo.jp/go-go-pyonta/entry-10311364586.html

に詳しく載ってます。

今回、勉強会でお話をされた山本先生から、メッセージを頂いています。

8月2日に富山県の親鸞会館でつとめられた追悼法要にも参詣されたTさんは、

業力(ごうりき)の業(ごう)について

「参った参った、世間で言われていることとは全く違い、とても深い」

と言っておられました。

2月頃から続けて参加されているKさんは、

「運命は自分で変えられると思ってはいたが、このように自分の行いで運命が決まるということが、今日始めてわかりました。」

と、学んで知らされた感動を語っておられました。

参加すればするほど、学びを深め、仏教を通じて新たな発見をされているようです。

参加者同士、楽しく交流していますよ。

とのことでした。

輪が広まって、また参加された一人一人が、勉強会を通じて、学びを深めておられますね。

因果の道理とは、

善因善果
悪因悪果
自因自果

ということです。

善い行いをすれば善い結果が、悪い行いをすれば悪い結果が返ってくる。

自分におこる全ての結果は、自分の行いによるものだいうことです。

何度も聞かせて頂いているのに、仕事で失敗して

「あぁ、あの人にちゃんとお願いしておいたのに・・・」

という愚痴の心が出てくるのは、自分に起きた結果は自分の行為が原因ということがまだまだわからないからだと知らされます。

反省、反省……。

わかったつもりにならず、もっと因果の道理を聞かせて頂かねばと思います。

毎朝30分掃除をするタクシー

7月 28th, 2009

先日、ある会社のタクシーを利用した際、毎朝30分車を掃除していると、ドライバーが言っていました。

運転席の後ろにある透明なアクリル板(?)がぴかぴかで、床にもゴミ一つなく、土足でよいのかと思うくらい。
チリ一つ飛ばないという感じでした。

空気が澄んだ感じがしたのは、徹底した掃除のためだったのです。

驚いたのは、毎日掃除をしていると細かいところが気になってくるそうで、割り箸の先に布をあててなかなか掃除できないところを拭いているのだそうです。

常に掃除をしていると、そんなところにまで目がゆくのかと感動しました。

仏教では、掃除はとても大切な善だと教えられていますが、このように実践されているのを目の当たりにして、余計にその大切さが知らされました。

同社には、女性ドライバーによる女性の為のサービスもあるそうです。一度利用してみてはいかがでしょう?

http://www.moro.co.jp/

自利利他

7月 27th, 2009

知人から、うそのような本当の話を聞きました。

タクシー代わりに救急車を使っている人があるというのです。

救急車側は、断ることができない制度らしく、ただ「疲れた」という理由で知人の目の前でその人達は乗っていったと言います。

健康な20代前半の若者が4人も!

税金を無駄遣いしている上に、本当に搬送すべき急病人、重病人が助からないことも出てくるでしょう。

それを聞いて、怒り心頭でしたし、何とか改められないものだろうかと色々と考えさせられました。

仏教では、欲の本性は「我利我利亡者」と教えます。

我とは自分のこと。利とは、利益・幸福という意味ですから、自分さえよければよいという心です。

私達は、そのような欲の心を皆抱えていますが、だからこそ、仏教では「自利利他」であることの大切さが説かれています。

他の人の幸せになるようにと思って善を実行するままが、私達自身の幸福になるということです。

大変難しいことですが、自分さえよければという心があるからこそ、自利利他を目指す者でありたいと思います。

WAKAくんの紹介です☆

4月 14th, 2009

今日はいつもコメントをくれるWAKAくんを紹介します。(^_-)

海上自衛隊の基地があるという広島県呉市出身。

潜水艦などが配備されていて、実際に見ることもできるのだとか。
軍事マニアにはたまりませんね・・・。

東京に来て、早、4月で10年目になるとのこと。
もうそんなになるんですか。(>_<)

時間が過ぎるのも早いものですね。

うまいラーメン屋を沢山知っているそうですね。今度いくつか教えて下さい。
ちなみに、私は塩系のあっさりしたのでないと、もう食べられなくなってきました・・・(^^;)

最近は、忙しくて料理をする機会が殆どないそうですが、学生時代から色々作っていたそうです。
実は上手いのでは?一緒に作ってみたいですね。

では、初めて東京生活をする人にアドバイス。聞いてみましょう。

「まず地図が必須です。
電車の路線が非常に複雑ですので、道に迷うということを
前提に移動されたらよい、と思います。」

ふむふむ。確かに電車乗り間違えると時間のロスが激しいですよね。
私も慌てるとたまに間違えます。

仕事上、心がけていることについて聞いてみました。

「善因善果 悪因悪果 自因自果 ということです。

善果のときはともかく、悪果がきた時に自分の責任と認めたくない心が
でてきます。その時にも、自分の責任ということで的確に対応することですね。
(当たり前といえば、当たり前ですが。) 」

そうですよね。当たり前のことが、当たり前のできるって本当に大事だと思います。

認めたくない心を持ってやっていると、何にも成し遂げられなくて、いつも何かでトラブってしまいますよね。

因果の道理を真正面からみるように心がけることが仕事でも生きるのは、私も実感するところです。

というわけで、WAKAくんありがとうございました!

今度、お勧めのラーメン屋を教えて下さいね。(^^)/

人知らずとも

4月 3rd, 2009

こんにちは(^0^)

桜は今日でほぼ満開になったようです。

早速sacaさんからも写真が送られてきました。

sa.jpg
「近所の路地にある民家の軒先で、ひっそりと咲いていました。あれを見よ、の和歌を思い出しました。深山ではないですが(^o^; 」

とありますが、その歌はこれですね。

「あれを見よ みやまの桜 咲きにけり
真心尽くせ 人知らずとも」

人が見ていないからと言って善をしないのではなく、誰も見ていないところでも善をするように教えてくれているようですね。

きれいな写真をありがとうございます!(*^ー^*)

勉強会

3月 20th, 2009

今日は、とてもよい天気でしたね。(^^)/私は、都内のカフェで友人に仏法の話をしました。仏教で善は沢山教えられていますが、余り沢山勧められてもどれからやってよいのかわからないから、6つにまとめられている。それが六度万行。布施ー親切持戒ー言行一致忍辱ー忍耐精進ー努力禅定ー反省智恵ー修養これらを一つやると、他の5つをやったことになるという不思議なものです。今日から皆さんもやってみましょうと話をしました。都内では各地で御法話がありましたので、明日はその様子を支部の法友にレポートしてもらいたいと思います。(^o^)