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親鸞会の紹介

職場で光る法友たち

社会の第一線に立つ法友たちは、光に向かう親鸞学徒にふさわしく、それぞれの職場で輝きを放っている。

さわやか笑顔の銀行マン 「自利利他の精神で」

「日ごろから和顔愛語(和やかな笑顔と優しい言葉で語りかけること)での実践を心掛けています。職場でも、そのまま生かせますね」

大手信託銀行に勤める岡田有司さんはさわやかに語る。東京、富山と移り、現在は広島支店の営業マンだ。

アパートローン部門で3期連続、部門表彰を受けたほどやり手だが、「社会人なりたてのころは、お客さんが気分を害されることもしばしばでした」と振り返る。

「そんな時は決まって、会社の利益優先で考えているんです。反省して、相手の立場で話をすると喜ばれる。利他の心が大切と知らされます」

入社して9年、中堅的な立場になった。後輩の言葉遣いや礼儀など、気づいた時は声をかけるようにしている。
「自分の言動を振り返りつつ、これも自利利他(自分も相手も、ともに幸せになる)の精神です」

      ◆ 

親鸞聖人の教えに出遇ったのは、大学生最後の夏。卒業旅行の資金を作るため、アルバイトに励んでいた時、知り合った女性から、「なぜ生きるか、考えたことありますか」と言われたのがきっかけだった。

「生きることそのものが目的で、死ぬのが嫌だから生きている、と思っていましたが、『人生には目的がある』と自信いっぱい断言するので、続けて聞かずにおれませんでした」

内向的な性格に悩み、強い人間になりたくて、大学では少林寺拳法に打ち込んでいたが、「本当に生まれ変われたのは、生きる目的を知ってから。どんな人とも明るく、自信を持って話せるようになりました」

その笑顔に触れ、職場で話しかけてくる人も多い。

ある40代の女性パート社員は、「自分も浄土真宗だけど、親鸞聖人の教えってどんなの?」と尋ねてきた。

メールで質問に答えるうち、ご縁を深めたその女性は、今では『教学聖典』で聖人の教えを学び、「ぜひ親鸞会館に参詣したい」と話しているという。

「世間中、どこへ向かって頑張れば幸せになれるのか、知らない人ばかり。本当の人生の目的を知らされた私から伝えてゆこうと思います」

※名前は仮名です