
無限なものは二つある
平成19年5月14日更新
世界的な科学者アインシュタインにある人が尋ねた。
「第三次世界大戦が起きたら、どのような戦争になるでしょうか」
しばしの沈黙のあと彼は、こう答えたという。
「第三次がどう戦われるか、私には分かりません。しかし、第四次なら分かります。石と棒が使われるでしょう」
これは今度、世界大戦が起きれば核兵器で人類はほぼ全滅するから、石器時代に逆戻り、とジョークでほのめかしたものだろう。

昨年、世界を敵に回して某独裁国家が核実験に踏み切った。この上、核兵器でも振り回されたら"石器時代"もジョークでなくなる。
アインシュタインは言った。
「無限なものは二つあります。宇宙と人間の愚かさ。前者については断言できませんが」
人類を苦悩から解放するため、英知を絞った科学文明が、このとおり人類滅亡の不安を生んだ。
発展、進歩といってはいるが、行き着く先は常に不安。心は同じ所の堂々巡り。
これを仏教で流転輪廻という。
そこに気づかぬ限り、人々は進歩発展と信じて、ゴールなき円周上の歩みを続けるほかはないのである。