
長寿社会に、青年の輝き
平成19年6月22日更新
日本人の平均寿命は前年に続く世界一の82.5歳。世界保健機関(WHО:2007年発表)が発表した。うち女性は86歳で世界一。男性はサンマリノの80歳に続く、79歳で世界2位だった。
江戸時代の教訓書『養生訓』を引くまでもなく、欲望のままに暮らせば健康を害し、寿命を縮める。普段の摂生は、目には見えぬが「健康の貯金」だ。社会の長寿化は、生活が健全なしるしと、まずは喜ぶべきだろう。

だが最長寿国と、もう一つ胸を張れないのは、「幸福な長寿」という話を、あまり耳にしないためである。少子化とからめ、社会の"お荷物"のようにいわれ、頼みの年金も社会保険庁の不始末で破綻寸前、支給額は減るばかり。高齢者の虐待増加に至っては言葉もない。長生きできてよかったか、ふと考えてしまう人も多いだろう。
青年は未来に生き、老人は過去に生きるといわれる。未来とは夢であり理想だ。肉体は70、80歳であっても、素晴らしい未来に燃える人は青年である。人生の目的を明らかにされた親鸞聖人の教えを求める親鸞学徒は、長寿社会にいつまでも、青年の輝きを放ち続ける 。
(参考:親鸞会.net「仏法こそ人生の宝」)