親鸞会 東京 コラム

裏切ることのない幸せ、ここにあった｜親鸞会

東京の大学に通う親鸞会会員・大久保莉那さんからの投稿です。

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　子どもの頃、大好きだった両親が離婚しました。
　その寂しさを紛らわそうと、スポーツにも打ち込んできましたが、厳しい練習、激しいレギュラー争い、複雑な人間関係と、辛いことばかりでした。
「人生とはこんなもの」
「信じられるものなんて何一つないんだ」
と思っていました。

　中高での激しい部活動の反動から、大学に入り遊び続ける毎日となりました。
　始めは楽しかったのですが、その気持ちも長続きせず、１年生の終わり頃には、遊んでいても全くと言っていいほど楽しいという気持ちが湧くことなく、むなしさが増えていきました。
　こんな人生ではいけない気がする。

　そんなときに仏教に出遇うことができました。
　それから人生が一変しました。

「万のこと皆もって、そらごと、たわごと、まことあることなし」

の『歎異抄』に書かれてある親鸞聖人のお言葉は、本当にそのとおりだと思いました。
そのような中にあって、絶対に裏切ることのないものを知らされ、自分の心のベース・柱となるものを持つことができ、本当にうれしく思っています。
「この道にかけるしかない」と心から思います。

　先日、大学のゼミの中で、今、仏教を聞いていることを発表しました。
宗教というと「ネガティブなイメージがあるのでは」と不安でしたが、意外にも「よいものに出会えたね」「頑張って」という、肯定的な反応が大半でした。
　仏教といえば「葬式・法事」のイメージしかありませんが、絶対に裏切ることのない幸せと、その身になる道が教えられていることを友人たちにも知ってもらいたいと思っています。

（プライバシー保護のため、個人名は仮名にしてあります）

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親鸞会東京　首都圏で親鸞聖人の教えを学ぶ集い

　浄土真宗親鸞会・東京は、「なぜ生きる」という「人生の目的」について明らかにされた、親鸞聖人の教えを東京都内で学んでいる集まりです。

　忙しい忙しいで、いったいどこに向かって進んでいるのだろう？ 　何のために仕事して、食べて、生きているのだろう？

　生きる目的は何なのか、何の為に生きねばならないのか、一緒に学んでみませんか。

親鸞会　都内各地で法話・講演会・勉強会を開催

「一流大学から一流企業に入り、エリートコースを歩むのが、いい人生」という、少し前の人生観は、通用しなくなりました。

団塊の世代が次々と退職し、
「オレの人生、これでいいのだろうか」
と思う人が増えています。

仏教には、２６００年前から、私たちは何の為に生きるのかという「生きる目的」が説かれています。

その仏教の内容を分かりやすく学べる文化講座を親鸞会は都内各地で開いています。